モロッコ 16 (イムリル 2) [モロッコ]
中庭で、ベルベル人のおじいさんが、
ミントティーをいれてくれました。
ポットに茶葉を入れ、
あつあつのお湯をそそぎますが、
アクが出るので、
最初のお湯は捨ててしまいます。
ちゃんと見てなかったのか、うろ覚えですが、
ポットを直に火にかけていますね・・・。(笑)
これが材料。
お盆の左奥にある、紙包み、
大きさは大根をすぱっと切ったくらいあるのですが、
・・・砂糖です!
これを砕いたものが、
手前の銀色の器の中にみえる、白いカタマリ。
え。そんなに入れるの?
っていうくらい、砂糖を入れます。
注ぐ時は、高いところから。
空気がまじって、美味しくなるそうです。
一緒にいただいたパン。
オリーブオイルをつけて食べます。
お茶をいれていたおじいさんが、
突然、中庭の木を指差し、ニコニコしています。
なんだろう?
こんなお客さんが来てました。
モロッコ 15 (イムリル 1) [モロッコ]
マラケシュからの日帰り旅行。
今度はマラケシュの南方に位置する、
イムリルという村へ行きました。
イムリルは、オート・アトラス山脈の最高峰、
トゥブカル山(4167m)への登山口です。
イムリルへ向かう途中、
まずはベルベル人のお宅を訪問しました。
ベルベル人というのは、
北アフリカに住む非アラブ系先住民の総称で、
「ベルベル」とは「バルバロイ」(野蛮人)に由来しています。
そういうわけで、
あまり気安く「ベルベル」という言葉は使いたくないように思いますが、
彼らが自称する「イマジゲン」(自由人)という言葉は
あまり市民権を得ていないようでした。
ベルベル人は、多くが山岳地帯に住んでいます。
ベルベル人の家。
入口に置かれた、石臼。
奥に見えるのは、蒸し風呂(ハンマム)。
キッチンの女性。
(普通は写真を撮らせてもらえません。)
来客用の部屋からの景色。
茶色のとんがり帽子のようなものが、タジン鍋。
家の中には中庭があって、
青空が見えます。
この中庭で、
ミントティーをいただきました。
つづく
モロッコ 14 (エッサウィラ 4) [モロッコ]
ヤギの大好物、アルガンの実からは、
アルガンオイルが作られます。
アルガンオイルというのは、
食べて美味しい!
塗ってキレイ!
の万能オイルです。
これが食用のアルガンオイル。
少しごま油のような香ばしいかおりがして、
サラッとしたオイル。
サラダにかけても、オムレツを作っても、
とっても美味しい♪
モロッコのスーパーでは600円弱ですが、
日本でも2000~4000円で手に入るようです。
こちらはコスメ用、アルガンオイル↓
何故か、スパイス屋さんに売っていました。
こちらは相場は分かりませんが、
値切って1100円ほどで購入しました。
それでも多分、かなりボラレたのだと思うのですが、
ネットで検索したところ、
これと同じブランドで、半分以下のサイズのボトルが、
日本では11000円で売られていました・・・。
なんてアクドイの!
アルガンオイルは長い間、
一部がヨーロッパの高級食材として輸出されるほかは、
モロッコ南西部でしか使用されていなかったもので、
広く知られるようになったのは、
ここ10年ほどのことのようです。
100kgの果実からとれる油は、わずかに1~2リットル。
抗酸化作用の強いトコフェロールを多く含み、
ビタミンEの含有量はオリーブオイルの2~3倍だとか。
とにかく身体にいい!というのと、
その希少価値に加えて、
2001年にスローフード大賞を受賞したとかで、
宣伝文句にはことかかないオイルのようです。(笑)
しかし、アルガンオイルはもともと、
そこに住む人々が日々使っていた、
万能オイルであることに間違いはなく。
日焼け防止、やけど・ニキビ・湿疹の治療、シワ防止、
肌・髪の栄養補給、保護などに効果があるようです。
これはアルガン石鹸。
モロッコではナチュラル石鹸がいろいろ手に入ります。
現在、コスメ用アルガンオイルを使用中ですが、
お肌しっとり~なかなかいい感じです。
アルガンオイルで、
お肌ぴかぴか大作戦~♪
進行中!!
モロッコ 13 (エッサウィラ 3) [モロッコ]
エッサウィラの猫、特集です。(笑)
カフェの前で、たたずむ猫。
この子は、シッポの先だけ
ちょこっと白かった。
ウィンドーの前にも。
路地で。
強く、生きていくんだよ。
モロッコ 12 (エッサウィラ 2) [モロッコ]
エッサウィラに到着しました。
青い空と白い建物が印象的な街です。
この街にも猫がいっぱい。
土産物屋さんの店先でまるくなる、猫たち。
エッサウィラブルーの扉の前にも。
カモメも。
犬も、のんびり。
香辛料屋さん。
白い壁に、窓枠はブルー。
空が青いよ。
小さいけれど、素敵な街でした。
モロッコ 11 (エッサウィラ 1) [モロッコ]
マラケシュ滞在中に、海と山へ行きました。
まずはマラケシュから西へ、車で片道約3時間、
大西洋に面した港町、エッサウィラ(ESSAOUIRA)へ。
エッサウィラへの道中。
草を食むのは馬ではなくて、駱駝!
休憩ではお決まりのミントティー♪
そして、ここにも
猫。
そして、猫。
にゃぁ。
エッサウィラが近づいてくると、
こんな樹が多くなってきます。
これは、アルガンの樹。
アルガンというのは、
モロッコの南西部にしか育成していない樹で、
オリーブに似た実がなります。
それがヤギの大好物で、
運が良ければヤギがアルガンの樹にのぼっているところが見られる!!
というお話。
あ!ヤギが樹に登ってるよ!!!!
・・・でもこれは、ヤラセでした・・・・。
近づいてみると、ヤギはヒモにつながれていて、
足がぶるぶる震えている・・・。
可哀相。(涙)
観光客目当てに、無理やり樹にのせられ、
身動きがとれなくて怖がっているヤギ。(涙、涙)
観光客が車をとめて出てくると、
ヤギを連れた人物は、見物代にチップを要求する仕組みです。
いやぁ~な気分になってここを離れ、
しばらく行くと、
再び、
あ、ヤギ! ヤギ!
アルガンの樹の下にヤギが大集合。
背伸びをして、アルガンの実を食べています。
これは本当に自分でよじ登っている、ヤギ。
登っちゃいました。
もちろん、このヤギ飼いにもチップを要求されましたが。
モロッコはものすごーーーーいチップ王国なんですよ。ええ。
写真撮ってもチップ、
ドライバーには車代の他に、1日2000円くらいのチップを
渡すのが当然・・・という国です。
遠くにエッサウィラの街が見えてきました。
つづく。
モロッコ 10 (マラケシュ3) [モロッコ]
旧市街を迷いながらてくてく歩いて、
19世紀に宮殿としてつくられ、
現在は工芸博物館となっている、ダル・シ・サイド(Dar Si Said)へ。
入口はかなり奥まったところにあって、
少々分かりにくいです。
鉄格子がくるくるでお洒落。
続いて、隣接するバイア宮殿(Palais de la Bahia)へ。
入口では猫がお出迎え。
と思ったら、中にも猫。(笑)
ここは現在もときどき国王が滞在する・・・という話ですが、
かなり寂れた感じ・・・。
というわけで、
メインはお猫さまたちとなりました。
モロッコ 9 (マラケシュ2) [モロッコ]
マラケシュは赤茶色の建物が多く、
「赤い街」と呼ばれています。
モロッコの人は、概して寒がり。
ノースリーブの西洋人とモコモコ上着のモロッコ人。
私は長袖の綿シャツで、中庸をいきました。
旧市街は迷路のようになっています。
ドアノッカーがついた扉。
イスラムの預言者ムハンマドの娘、
ファティマの手をかたどったもので、「ファティマの手」と呼ばれています。
路地の猫。
モロッコには猫がたくさんいました。
路地の壁にみつけた落書き。
いい味だしてるでしょ。
モロッコ 8 (植物 3) [モロッコ]
モロッコには四季がありますが、
忘れちゃいけない。
ここはアッフリカ~!
南国の香りぃ。
それでね、乾燥してるから、
サボテンとか、
アロエ系?のものが沢山。
特にアロエ系がいろいろでね~
これとか、
これとか、
花咲いてるし。
(↑あ、もしかして同じ種類?)
いやでも、
他にもびっくりのアロエがあったんですよ。
いや、これはびっくりよ。
だって、
こんなにデカイんだもん。
モロッコ 7 (食べ物 4) [モロッコ]
どうも食べ物ネタが多くなっているような、
気がしますが・・・。
今回はモロッコで1番モロッコらしい飲み物、
ミントティー♪
これが最初に飲んだ、ミントティー。
グラスにミントの葉が浮かんでいます。
ついでに一緒に食べた、シャワルマ。
お肉をピタパンにはさんだものです。
シャワルマってケバブのことなんですねぇ。
ケバブというのはトルコの焼肉料理で、
これをアラブ諸国ではシャワルマというらしいです。
さて、ミントティーは本来ポットでサーヴされます。
これがね、
あっちぃーの。
中味は中国緑茶とフレッシュミント。
これにお砂糖をたーーーーっぷり入れて飲みます。
モロッコのウィスキーと言われるミントティー。
鼻血がでそうなくらい、
甘いものが多いです。
が、モロッコで飲むと美味しいのよね。
疲れが吹き飛びます。
市場のフレッシュミント屋さん。
ミントティー用のポットを購入。
土産物屋さんではべラボーな値段だったので、
歩いて歩いて、
市民御用達の雑貨屋さんでゲーッツ!
食器と電気器具を売っている変な?お店でした。
このポットは友達が買った、アンティーク。
グラスもお洒落でしょ。
これはちょっと、ボラレちゃったけど。